日本の人口 ~100歳超えの女性が5万1千人いるのに対して男性の数は…~
日本の人口の推移
日本の人口の推移と増減率をグラフにしてみた。
1920年時点で5600万人程度だった人口が、1967年に1億人を突破し、2010年の1億2800万人をピークに徐々に減少し、現在の日本の人口はおよそ1億2700万人。2011年は「人口減少社会 元年」と呼ばれることもあるそうです。そして2048年頃には1億人を切ってしまうと予想されています。
増減率
戦争とベビーブームの影響がよく分かるなぁってグラフです。あと丙午。ちなみに、このグラフは出生率ではなく前年からの増減率なので、出生率と死亡率の両方が加味されています。
ベビーブーム
ベビーブームとは、生まれてくる赤ん坊の数が一時的に急上昇する現象のこと。日本では、1947年~1949年の第一次ベビーブームと1971年~1947年の第二次ベビーブームの2回起きている。
第一次ベビーブームでは3年間でおよそ800万人が生まれ、この期間に生まれた世代は団塊の世代と呼ばれている。そしてこのたくさん生まれた団塊の世代が結婚・出産することで第二次ベビーブームが起きた。
2000年代にさらに第三次ベビーブームが起きることが期待されていたが、長年の不景気のせいで第三次ベビーブームは起きなかった。
ひのえうま
ぶっちゃけただの迷信。「
ちなみに丙午は60年に一度なので、次は2026年。さすがにこの頃に丙午の迷信を信じてる人はほぼ居ないでしょうね。
年齢別の男女比
2014年(平成26年)10月1日時点のデータだそうです。
平均寿命に男女差がある事はもちろん知っていましたが、こんなにはっきり出るとは思っていませんでした。
生まれてくる時点では、男女比はおよそ1.05:1、つまり男が105人生まれるのに対して女は100人生まれます。この割合は昔から変わっていないらしい。そして、54歳までは男の人数の方が多いけれど、55歳で男女比が逆転。さらに、87歳の時点で男性の数が女性の半分になり、94歳で4分の1、100歳以上に至っては、女性が5万1千人生きているのに対して男性が8000人にしかいないという何とも悲しい数字に。
ちなみに原因は、「男女のホルモンの差」「女性の方が健康的な生活をしているから」「女性の社会進出が進まなかったため、男性よりもストレスを受けにくい状況だったから」といった事が上げられるんだそうです。
私が子供だった頃、学校のクラスの男女比って常に男子の方が多かったんですが、あれって偶然じゃなかったんですね。
まとめ
- 現在の日本の人口は1億2700万人。2048年に1億人割れという予想。
- 国内で100歳超えの女性が5万1千人いるのに対して、男性はたったの8000人にしかいない。
注釈
- 統計局のデータを元にしています。