気になったデータをグラフや図にして
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世界の人口の推移

過去

　データが1950年からだったので、そこから2015年まで。

　1950年の時点では約25億人。そこからずっと右肩上がり。過去65年でおよそ3倍になったそうです。

　世の中には「人口爆発」という言葉があります。人口爆発とはその名の通り、人口が爆発するように急激に増えるという意味なわけですが、具体的にどこから人口爆発と呼ぶのかはちゃんと決まっていないんだそうです。つまり「短期間に人が滅茶苦茶増えだしたらそれが人口爆発」という事です。

　個人的には100年で1.5倍くらいになれば人口爆発なんじゃないかなぁ、と思います。とりあえず、グラフにあるような過去70年で人口3倍は間違いなく人口爆発ですね。

未来

　こっちは未来の人口数の予測です。

　アジアや欧米の人口増加は徐々に収まるけれど、アフリカの人口はずっと増えっぱなし。

　総人口は、2024年に80億人、2038年に90億人、そして2056年にはついに100億人を突破すると予想されています。

おまけ

　上のグラフ2つをくっ付けるとこうなる。

世界の地域ごとの人口

地域区分について

　この記事では、だいたい図のような感じで「アジア」「ヨーロッパ」「アフリカ」「北アメリカ」「オセアニア」「ラテンアメリカ・カリブ海諸国」の6地域に分けています。ロシアは地理的にはアジアかなと思ったので、アジアに入れました。

memo：ロシアはアジアかヨーロッパか

アジア

　中国でかいインドでかい。中国だけでアジアの3割、インドだけでもアジアの3割。この2国だけでアジアの6割を占めるというデタラメさ。

中国とインドの人口

　私がまだ子供だった頃、世界の国の人口は中国がダントツで、大きく引き離されてインドが2位だと習った記憶があります。ですが今回調べてみると、中国とインドの人口はほとんど横並び。

　2021年か2022年には逆転するだろうと予測しているようです。

　ところで、中国のグラフには不自然に歪んだところがあります。（日本にもありますが）

　1959年～1962年の凹みは、「大躍進」という政策の失敗し、大量の餓死者が出たり出生率が低下した事が原因なんだそうです。この「大躍進政策」は、毛沢東の黒歴史であり近年稀に見る大失敗で、わずか数年の間に4000万～5000万人が餓死したんだとか…

北アメリカ

　地図を見てもほぼアメリカとカナダですし。正直なところ、サン・ピエール島・ミクロン島ってどこ？バミューダ諸島ってどこ？あの有名なバミューダトライアングルと関係あるの？ってレベルで知らないです。

　そして意外？な事にカナダの人口は約3600万人と日本の4分の1強しかいないんですよね。勝手に1億人くらいじゃないかと思ってました。

バミューダ諸島のこと

　1500年代に発見されたアメリカのすぐ近くにある複数の島で、約150のサンゴ礁と岩礁から出来ている。現在はイギリス領。面積は53.3km²で、淡路島の10分の1くらいだそうです。

　ちなみにバミューダトライアングルとは、フロリダ半島の先端と大西洋にあるプエルトリコ、そしてバミューダ諸島を結んだ三角形の海域のことなんだとか。

ヨーロッパ

　ご存知でしたでしょうか？ヨーロッパには1億人を超える国が1つもないんです。私は知りませんでした。
　日本はおよそ1.2億人で世界11位。なんとなく日本は人口も面積も小さなイメージを持っている人が多いようですが、別にそんなことないんですよね。ほとんどの国が1億人に届いていないという事実を知らない人って実は結構多いんじゃないでしょうか？

　それにしてもヨーロッパの円グラフは、ザ･普通って感じですね。特別飛び抜けた国が一つもない。普通すぎて逆に不自然に見えてくる。

アフリカ・オセアニア・ラテンアメリカ・カリブ海諸国共同体

　いつの間にやらエチオピアの人口が1億超えてますね。私が子供の頃は、アフリカで1億人を超えているのはナイジェリアだけだと習った記憶がありますが、もう間違いなんですね…

まとめ

• 2056年には世界の人口が100億人を突破するかもしれない！
• 2021年か2022年あたりに人口世界1位が入れ替わるかも？
• ヨーロッパで1億人を超えている国は1つもない！