都道府県別の人口・面積・人口密度 ~都道府県ごとに男女比が違うって知ってた?~
人口
2015年の国勢調査から。
東京がダントツなのは良いとして、1位2位は東京大阪だと思ってたんですが、東京神奈川だったんですね知りませんでした。
100万人未満の県は鳥取・島根・高知・徳島・福井・佐賀・山梨・和歌山・香川と9県もあって意外と多い。地図で見ると、人口の多い都道府県は東側、人口の少ない都道府県は西側に多いんですね。特に中国・四国地方の人の少なさが酷い。
男女比
都道府県ごとに男女比を比べると、実は結構差があるって知ってた?一番男の割合が多いのが愛知で男女の数がほぼ同じ。それに対して男の数が最も少ないのが長崎で男女比はおよそ88.3:100と女の人数の方がかなり多い。
偏っている理由はハッキリと分かっていないらしいですが、働き口の違いだとか色々あるんでしょうね。
増減率
人口が増えているのは、沖縄・東京・埼玉・愛知・神奈川・福岡・滋賀・千葉の8都県。減少率が特に高かったのは秋田・福島・高知・青森・和歌山で、最下位は秋田でした。増加率トップはまさかの沖縄。東京・埼玉・愛知・神奈川、この辺りの人口が増えているのは分かります。都会ですしね。分からないのは沖縄と滋賀。
なのでちょっと調べてみたところ、沖縄の人口が増えているのは、不景気に伴う労働者のUターンや沖縄への移住ブーム、そして出生率が高いことが理由らしいです。出生率が高い理由は厚生労働省白書によると、
①共同社会的な精神がまだ残っており、子どもを産めばなんとか育てていける。
②男児後継ぎの意識が強く残っているので男児が生まれるまで産児を制限しないという説がある。
と言うことなんだとか。滋賀については調べてみても良く分かりませんでした。
面積
当然のように圧倒的な北海道の面積は約8万3420km2。2位の岩手のおよそ5.5倍もあるんだとか。ちなみに最下位の香川は約1877km2なので、その44.5倍です。北海道に香川が44個入ります。
面積が小さい都道府県は下から香川・大阪・東京・沖縄・神奈川な訳ですが、この中の大阪・東京・神奈川は人口が多い県TOP3なんですよね。狭い所に集まり過ぎでしょこれ。
人口密度
都道府県別の人口密度TOP5は東京・大阪・神奈川・埼玉・愛知。BOTTOM5は北海道・岩手・秋田・高知・島根。
トップの東京の人口密度が約6200人/km2なのに対して北海道はなんと約65人/km2。なんと100倍近くの差があるんですね。そして現在進行形で東京の人口は増え、北海道の人口は減っていっているので、今後更に差が開く予定です。
まとめ
- 都道府県別の人口TOP3は東京・神奈川・大阪。BOTTOM3は鳥取・島根・高知。
- 男の割合が一番多い都道府県は愛知県。一番少ないのは長崎県。
- 100万人を切っている都道府県は全部で9県。
- 2010年~2015年の間の人口増加率が一番高かったのは沖縄県。一番低かったのは秋田県。
- 面積が最も大きいのは北海道。最も小さいのは香川県。北海道に香川が44個入る。
- 東京と北海道の人口密度には100倍近くの差がある。
注釈
- 統計局のデータを元にしています。