主な画素数比較
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主な画素数比較
VGA
Video Graphics Arrayの略。元々はIBMが発表した表示回路規格のことだったが、VGAの代表的な表示モードに640×480ピクセル・16色があり、それが広まったことから、640×480ピクセルの画面解像度のことを「VGA」と呼ぶようにもなった。
30万7200画素。ゲームキューブやPlayStation2が大体このあたり。
SD
"Standard Definition"の略で、日本語では「標準解像度」。主にアナログカラーテレビ放送時代に使われていた。
解像度を大きく分類する場合にも使用され、LD < SD < HD < UHD となる。
国によって若干の違いがあり、日本でSDと言えば、720×480(34万5600ピクセル)のこと。
VHSや初期のDVDは大体このあたり。
HD(720p)
画面アスペクト比が16:9で有効垂直解像度720本かつプログレッシブ(順次走査)の動画のこと。単にHDと言うときは大体HD(720p)を指す。画素数は1280×720で(92万1600画素)。
動画だとこの辺からサイズが大きくなるのでWi-fi以外でYouTubeなどの動画を再生するときはHDやSD辺りが多いのではなかろうか。
Xbox 360・PlayStation 3・Wii U・Nintendo Switch(テーブルモード・携帯モード)がこれくらい。
FHD
「HD(1080p)」「フルHD」「2K」と書かれていたりもする。画素数は1920×1080で(207万3600画素)。
Nintendo Switch(TVモード)・PlayStation4がこれくらい。
4K
"Ultra High Definition TeleVision"(日本語では「超高精細テレビジョン」「超高精細テレビジョン放送」)の中で、2160pのものを「4K」と呼んでいる。
正式名称は"4K UHDTV"で、"HD(2160p)" , "QFHD"(Quad Full-HDの略)と書かれていたりもする。たまに「スーパーハイビジョン 4K」と呼ばれることもあるが、「スーパーハイビジョン」と言えば大抵8Kのことを指すのでこの呼び方はあまり一般的ではない。
画素数は4096×2160で(884万7360画素)。
4Kの「K」はSI接頭辞の「キロ」に由来しており、水平方向の画素数がおよそ4000画素であることからこう呼ばれている。
2016年に発売されたPlayStation 4 Proは4K解像度に対応している。
8K
「HD(4320p)」「スーパーハイビジョン」とも呼ばれている。画素数は7680×4320で(3317万7600画素)。
水平視野角100度付近で映像から得られる臨場感は上限に達し、その水平視野角100度はディスプレイの高さの0.75倍の距離で達成できる。そしてその距離から視力1.0の人画面の粗さを気にせず視聴するためにはおよそ8000画素が必要である。らしい。
まぁつまり日常的な動画視聴やゲームプレイにおいてはこの辺りで十分ということらしい。ただしフレームレートは240fpsあたりまで視認可能とされているので、8K普及後はフレームレートの向上に移行すると予想されている。
まとめ
- 4K・8Kの「K」は「キロ」のK!
- 一般向けディスプレイの画素数の進化は8K以降は減速?